南魚沼産コシヒカリのお米作りの1年を紹介

田んぼの下準備や種もみの状態から田植え、田んぼの管理を経て稲刈りに至るまでの米づくりの1年をダイジェストで紹介します。

魚沼産コシヒカリの米作りの一年

米作りの匠【舘野 武夫】の米作りの一年

日本一の美味しいお米【魚沼産コシヒカリ】の産地・新潟県南魚沼市の米作りの匠【舘野武夫】の お米作りの一年を紹介します。

コシヒカリ舘野のお米は、農家である私たち自身が安心して食べられるよう農薬や化学肥料を極力使わない栽培を心がけております。

特に肥料にはこだわりがあり、肥料づくりだけのために3年の月日をかけて手間暇をかけた土づくりをしています。
そのこだわりの肥料はお米由来の自家製堆肥で『もみ殻』や、『いりご(実の入らないくず米や、こごめ)』、 『米ぬか』、『お餅自体』、『酒粕』 などのお米由来の材料を地元の大地に自然にある『土着菌』で3年間発酵させたものを使っています。

お米の生育に必要な栄養・エネルギーに一番最適なものは『お米自身』という考えの元、施肥をおこなっています。

農薬や化学肥料を抑えた栽培は、実際には難しい栽培方法です。
農薬、化学肥料をほとんど使わないため、稲が弱りやすく、害虫の被害も受けやすいからです。 また自家製肥料は肥料を作る手間がかかりますし、化学肥料のように成分が数値化されるわけではないので、 肥料を田んぼにどのくらい撒くか施肥のコントロールが難しいのです。

もちろん、肥料を与え過ぎても、少なすぎても食味は落ちます。
そのため、通常の農薬・化学肥料を使った栽培に比べ、知識と経験が必要で、手間もかかります。
手間がかかった分、おいしくて、安全なお米になっています。

このページではコシヒカリ舘野の絶品【魚沼産コシヒカリ】の作り方を一挙公開いたします!

体に優しい農薬・化学肥料を抑えた栽培となっています。
おいしくて安心安全なお米作りの参考にして頂ければと思います。

春 4月・5月

4月 筋まき

低温低圧、こだわりの精米

筋まきとはお米の種まき作業の事を言います。機械を使って流れ作業で行います。 土、種、水量などの調節を行い機械を通すと種まきが完了した苗箱の完成!
出来た苗箱をトラックに積んで育苗ハウスへ運びます。
ハウスの中に敷き詰め、保温・遮光の為にシートを箱にかけます。 そのまま一ヶ月程日差しに当てて稲苗を育てます。

5月 田んぼにもみがらを巻く

米作りの一年 もみがらを田んぼに巻く

田んぼにもみ殻を巻きます。
お米にとって一番必要な栄養はお米自身が持っています。 こしひかりたちのでは前年に採れたお米のもみがらを肥料として利用します。 この『もみがら』が美味しさの秘訣の1つです。

春 4月・5月

4月 筋まきの結果

米づくりの一年

筋まきをしたお米はしばらくすると発芽します。有る程度成長するとビニールハウスは一面は緑色。 緑のじゅうたんのようです!美味しいお米に育ってくれる事を願います。

5月 田んぼをうねる

米作りの一年 田んぼをうねる

田んぼをうねります。前の工程で畑にまいたもみ殻を土に練り込みます。

5月下旬 田植え

米作りの一年 田植え

田植えの時期は地域により異なりますが、豪雪の南魚沼地区の田植えは5月の下旬から始まります。 さらに山間地や棚田になると6月に田植えをするところもあります。

6月下旬~7月 水管理【溝切り】

米作りの一年 溝切り

写真を見ると田んぼの中で自転車かバイクに乗っているようにも見えますが、これが田んぼの溝切りの風景です。
実際は溝切り機(エンジンのついた一輪車のような機械)という田んぼに溝を切る専用の機械です。

稲の間に溝をつけるのは、稲の根が土の中から肥料分や水分を吸収しやすいよう、 土の中でのびのび働けるようにするためのものです。
土の中の空気や温度を調節したり、有機物の分解で出てくるガスを抜くためには水管理が必要ですが、 この水管理をしやすくするのが溝づくりです。
この溝切り機で稲の列2~3メートルおきに15センチメートルくらいの深さの溝を掘ります。

9月下旬~10月 収穫・稲刈り

待ちに待った稲刈りです。農家が1年で一番忙しい時期になります。
稲刈りの様子は特別に動画で紹介致します!

Please install the Flash Plugin



ページトップへ