地元塩沢の大地に感謝し、真心を込めて育てる自然循環農法
こしひかりたちののお米作りの基本的な考えは
『お米に必要な栄養はお米由来の成分で栽培、
魚介類由来の肥料などのお米以外の栄養は使用しない』方針です。
これを実現するため、収穫したお米、お餅のうち、稲刈りをし脱穀した際にできる『もみ殻』や、『いりご(実の入らないくず米や、こごめ)』、
『米ぬか』、『お餅自体』を翌年以降のお米の栄養のために使います。
また堆肥の発酵には地元の大地由来の発酵菌を使い、肥料づくりをしております。
肥料の原料は栽培したお米、お餅から、肥料の発酵菌も地元にもともとある土着菌で、余所から不自然に持ち込まれたものでは
ありませんので、環境への負荷もありません。
非常に無駄の少ない、環境にも優しい農法だと自負しております。
この農法では、お米の旨みに必要な窒素などの栄養分が足りないのでは…と
思われる農家さんもおられるかと思います。
ですが、それでも一番おいしいお米が育つのが
この塩沢地区の米作りに適した大地、地力の良さなのです。